症状から探す
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血尿とは、尿に血液が混じった状態を指します。目で見て赤色や茶色に変化している「肉眼的血尿」と、顕微鏡でしか確認できない「顕微鏡的血尿」に分けられます。血尿は必ずしも命に関わる病気ではありませんが、腎臓や膀胱など泌尿器系の病気が隠れているサインであることも多く、早めの検査・診断が重要です。
血尿の原因は多岐にわたり、以下が代表的です。
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血尿自体は目に見える色の変化で気づくことが多いですが、伴って以下の症状が出る場合もあります。
特に痛みや発熱を伴う場合、また繰り返す血尿は早急な検査が必要です。放置すると症状が悪化したり、重篤な病気を見逃す危険があります。
一度きりでも、泌尿器疾患の初期サインの可能性があります。症状が消えても安心せず、泌尿器科での検査を受けることが推奨されます。
激しい運動や一時的な体調不良で血尿が出ることもあります。ただし一過性かどうかは自己判断できないため、医師の診察が必要です。
頻尿とは、日常生活で排尿の回数が多くなる状態を指します。一般的に、昼間の排尿が8回以上、夜間の排尿が2回以上ある場合に「頻尿」と考えられます。単なる生活習慣による場合もありますが、泌尿器系の病気が隠れていることもあるため注意が必要です。
頻尿の原因は多岐にわたります。代表的なものは以下の通りです。
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水分摂取量が多ければ排尿回数は増えますが、極端に頻尿が続く場合は病気の可能性もあるため注意が必要です。
年齢とともに膀胱機能や前立腺の変化が起こりやすく、頻尿が増える傾向はありますが、すべてが加齢によるものではありません。
原因によって治療法は異なります。生活習慣の改善、薬物治療、前立腺手術など幅広い方法があります。早めの泌尿器科受診が大切です。
排尿時痛とは、尿をするときに下腹部や尿道、膀胱に痛みや灼熱感(ヒリヒリ感)を感じる症状のことです。男性・女性を問わず起こる可能性があり、尿路や生殖器の感染症が原因となるケースが多いですが、尿路結石や腫瘍など重大な病気が隠れていることもあります。軽い症状であっても放置すると悪化することがあるため、早めに受診することが重要です。
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一時的に軽快する場合もありますが、細菌感染や結石など原因を取り除かなければ再発や悪化する可能性があります。放置せず医師の診察を受けましょう。
一部の膀胱炎や軽度の症状では改善することもありますが、性感染症や結石の場合は市販薬では治りません。自己判断は避けるべきです。
感染が進行して腎盂腎炎や敗血症に至る危険性があります。また、腫瘍が原因の場合は発見が遅れると命に関わる可能性もあります。早めの受診が大切です。
膀胱の痛みや不快感は、下腹部の重苦しさ、違和感、チクチクした痛みとして感じられることが多い症状です。膀胱そのものの炎症や腫瘍が原因となる場合もあれば、子宮・卵巣・前立腺など周囲の臓器の異常が影響していることもあります。特に女性に多くみられますが、男性でも発症することがあります。放置すると腎臓へ炎症が広がるなど重大な病気につながる恐れがあります。
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はい。ストレスや自律神経の乱れが膀胱の過敏性を高め、痛みや不快感を感じやすくすることがあります。
膀胱炎が軽度であれば市販の膀胱炎治療薬で一時的に改善することもありますが、間質性膀胱炎や膀胱がんは市販薬では治りません。必ず泌尿器科で検査を受けましょう。
細菌感染の場合は腎盂腎炎に進展し高熱や腎機能障害を引き起こす恐れがあります。腫瘍の場合は進行して命に関わることもあるため、早期診断と治療が重要です。
排尿で症状が軽くなる場合は間質性膀胱炎の可能性もあります。
男性の陰部に痛みがある場合、精巣・陰嚢・陰茎・前立腺など、さまざまな臓器が関わっている可能性があります。痛みは急性に起こる場合と慢性的に続く場合があり、原因によっては命に関わる緊急疾患も含まれます。特に突然の強い陰嚢痛は「精巣捻転症」の可能性があり、発症から6時間以内の治療が重要です。
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一時的な打撲や筋肉痛である場合もありますが、痛みが続く場合は精巣や前立腺の病気が隠れている可能性があります。
一時的な充血によることもありますが、性感染症や前立腺炎の可能性もあるため、症状が長引く場合は受診をおすすめします。
精巣捻転症を放置すると精巣が壊死し、将来的な不妊や精巣摘出につながります。また、感染症を放置すると精子の通り道が障害され、不妊症や慢性骨盤痛につながることがあります。早期の診断・治療が重要です。
排尿障害とは、尿がスムーズに排出できない状態を指し、「尿が出にくい」「勢いが弱い」「途中で尿が途切れる」などの症状を伴います。特に中高年男性に多くみられますが、女性にも起こることがあります。原因は膀胱や前立腺、尿道の異常だけでなく、神経や薬の影響によることもあり、生活の質を大きく低下させる症状です。
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加齢に伴う前立腺肥大や膀胱機能の低下が原因のことも多いですが、腫瘍や神経疾患などの病気が隠れている場合もあります。
前立腺肥大症や神経因性膀胱では薬による改善が期待できます。ただし、根本的な治療が必要な場合もあるため、まずは正確な診断が大切です。
放置すると膀胱に尿が残り続け、膀胱結石・尿路感染・腎機能障害を引き起こす恐れがあります。さらに前立腺がんが原因である場合は進行してしまうため、早期受診が重要です。
放っておくと尿が全く出なくなる「尿閉」や腎機能の低下を招くことがあります。
背中や腰の痛みは、整形外科領域の腰痛だけでなく、泌尿器科の病気によっても起こる症状です。特に腎臓や尿管は腰の近くに位置しているため、感染症や結石ができると腰背部に強い痛みが現れることがあります。安静にしていても痛む場合や、発熱や血尿を伴う場合は泌尿器科疾患の可能性が高いため注意が必要です。
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運動や姿勢で痛みが変化する場合は整形外科的な腰痛の可能性が高いですが、血尿や発熱を伴う場合は泌尿器科疾患を疑います。
はい。尿路結石や腎盂腎炎では、腰痛と同時に血尿や排尿異常が出ることがあります。尿の異常と背中の痛みが同時にある場合は早急に受診してください。
尿路結石を放置すると腎臓に負担がかかり腎機能障害につながります。腎盂腎炎を放置すると敗血症となり命に関わる危険もあります。腫瘍が原因の場合は進行して治療が難しくなるため、早期発見が重要です。
尿に関連する痛みは、腎臓の病気が隠れていることがあります。
陰茎の腫れは、炎症・感染・外傷・循環障害などさまざまな原因で起こります。軽度で一時的な場合もありますが、性感染症や腫瘍、さらには緊急性を伴う疾患が隠れている可能性もあります。痛みや発赤、排尿異常を伴う場合は泌尿器科での早期診断が必要です。
軽度の炎症や一時的な充血であれば自然に治ることもありますが、感染症や腫瘍などの場合は放置しても改善せず悪化することが多いため、医療機関での診察が必要です。
排尿痛や膿のような分泌物、リンパ節の腫れを伴うことが多いです。性交歴がある場合は性感染症の可能性を考え、早めの検査をおすすめします。
感染症を放置すると慢性化や精子の通り道への影響で不妊につながることがあります。陰茎がんの場合は進行し治療が困難になります。また、陰茎絞扼症は血流が途絶え壊死につながるため緊急処置が必要です。
腫れが引かない、痛みがある場合は早めに受診を。
陰茎の先端(亀頭)が包皮で覆われており、亀頭を完全に露出できない状態を指します。医学的には「生理的包茎」と「真性包茎」「仮性包茎」の3種類に分けられます。幼少期では自然な状態ですが、思春期以降も包皮がむけない場合や、炎症・痛みなどの症状がある場合は治療が必要になることがあります。
生理的包茎
乳幼児から学童期に多く見られる自然な状態で、成長とともに自然に改善します。
真性包茎
包皮口が狭く、手でむこうとしても亀頭が露出できないタイプです。清潔を保ちにくく、感染症や炎症を起こしやすいため、医療的治療が推奨されます。
仮性包茎
平常時は亀頭が包皮に覆われていますが、勃起時や手でむくと露出できる状態です。衛生的な問題や見た目の悩みで相談されることが多いタイプです。
包茎の原因には以下のような要因が考えられます。
包茎自体は病気ではありませんが、以下のような症状が現れる場合は注意が必要です。
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包茎を放置すると、以下のようなトラブルにつながることがあります。
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包茎の治療は、原因や状態によって異なります。
軽度(生理的・仮性包茎)
清潔管理やストレッチで改善する場合があります。
真性包茎・繰り返す炎症
手術(包皮環状切除術)が検討されます。
包茎手術は局所麻酔で行われ、日帰りでの対応が可能です。
幼少期の生理的包茎は、成長とともに自然に改善することが多いです。思春期以降も改善しない場合は、医師に相談をおすすめします。
局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。術後は軽い腫れや違和感が一時的に出ることがあります。
痛みや炎症がなければ必ずしも手術は必要ではありません。ただし、衛生管理が難しい、炎症を繰り返すなどの症状がある場合は治療を検討します。
PSA(前立腺特異抗原)とは、前立腺から分泌されるたんぱく質の一種で、血液検査によってその値を測定できます。
健康診断や人間ドックで「PSA値が高い」と指摘される場合、前立腺に何らかの異常が起きている可能性を示しています。PSA値が高い=前立腺がんというわけではありませんが、がん・肥大症・炎症など複数の原因が考えられます。
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PSA値が高くても、初期段階では自覚症状がないことが多いのが特徴です。しかし、原因疾患によって以下のような症状がみられることがあります。
PSA高値を放置すると、前立腺がんの進行を見逃してしまう可能性があります。
前立腺がんは早期であれば治療により完治が見込める一方、進行すると骨転移などを起こすこともあります。
また、前立腺肥大症が悪化すると排尿困難や尿閉(尿が出なくなる状態)に至ることもあります。
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PSA値が高いと指摘された場合、以下の検査で原因を詳しく調べます。
直腸診(DRE)
前立腺の硬さや腫れを確認
前立腺エコー検査
肥大の有無や形を確認
MRI検査
腫瘍の有無・広がりを精密に評価
前立腺生検
がんの確定診断に必要
PSA値上昇は、がん以外にも炎症や肥大などで起こることがあります。数値だけで判断せず、精密検査を受けることが大切です。
原因となる病気を治療することで下がることがあります。生活習慣の改善(飲酒・喫煙・ストレスの見直し)も予防に役立ちます。
一般的には50歳以上の男性に推奨されています。前立腺がんの家族歴がある方は、より早い時期の検査がおすすめです。
色・量・におい・性状(粘り気など)に通常と異なる変化がみられる状態を指します。主に血が混じる(血精液症)・精液が濁る・精液量が少ない・臭いが強いといった症状が現れます。多くは一時的な変化ですが、前立腺や精嚢、精巣の炎症や腫瘍など、泌尿器系の病気が隠れていることもあります。
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一時的な変化であっても、炎症や感染が進行すると慢性前立腺炎や不妊の原因になることがあります。
また、まれに前立腺がんや精嚢腫瘍などの悪性疾患が背景にあるケースもあり、早期発見が重要です。
数回にわたって異常が続く場合は、泌尿器科での検査を強くおすすめします。
尿検査・精液検査
炎症や感染の有無を確認
超音波検査(エコー)
前立腺・精嚢・精巣の状態を確認
PSA検査
前立腺がんの可能性をチェック
治療は原因に応じて、抗菌薬や抗炎症薬の内服、安静などを行います。ほとんどの場合は適切な治療で改善が期待できます。
多くは炎症が原因ですが、まれに前立腺がんや精嚢腫瘍が関係することがあります。数回続く場合は検査が必要です。
一度だけで症状が消えれば問題ない場合もありますが、繰り返すときは病気のサインの可能性があるため受診をおすすめします。
感染や炎症による膿が混じっていることがあります。精液検査で原因を特定できます。
夜中に何度もトイレに起きてしまう状態を指します。通常、就寝中に1回以上排尿のために起きる場合を夜間頻尿といい、加齢とともに増加します。睡眠の質を低下させるだけでなく、転倒などのリスクも高まるため、放置は禁物です。
夜間頻尿を放置すると、睡眠の質が低下し、日中の集中力や免疫力の低下、転倒・骨折のリスクが高まります。さらに、前立腺肥大症や心不全などの隠れた病気が進行している場合もあります。
原因に応じて、薬物療法(前立腺肥大症治療薬・抗利尿ホルモン製剤など)を行います。また、
など、生活改善も有効です。
年齢にもよりますが、50歳以上で毎晩2回以上起きる場合は治療の対象となります。
尿検査・超音波検査・前立腺や腎機能のチェックを行い、原因を特定します。
5歳を過ぎても夜間に無意識のうちに排尿してしまう状態を指します。多くは成長とともに改善しますが、小学校高学年になっても続く場合は、泌尿器科での相談が推奨されます。
多くは自然に改善しますが、中高学年になっても続く場合は、子どもの自尊心の低下や心理的ストレスの原因となります。また、まれに尿路感染症や膀胱の機能異常が隠れていることもあります。
生活習慣の見直し
寝る前の水分制限、夕方以降の塩分を控える
排尿トレーニング
就寝前に必ずトイレに行く習慣をつける
薬物療法
抗利尿ホルモン薬(デスモプレシン)を使用する場合もあります
アラーム療法
おねしょを感知して目を覚まさせる治療
多くは10歳頃までに改善しますが、15歳でも約1〜2%に残るといわれます。
叱ることは逆効果です。安心できる環境づくりが最も大切です。
おねしょでお困りの際は、当院に一度ご相談下さい。
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